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震災復興への関わり
「伊東豊雄」建築の根源へ(前編)問いかけと挑戦を続けた2012 (2012/12/26)
「東日本大震災の日から1年半が過ぎた。この間幾度も被災地に通った。通えば通うほど、自分がつくってきた建築は何だったんだろう、それは誰に向けて、そしていったい何のためにつくってきたのだろう、と考えざるを得なかった」 [本文]
「伊東豊雄」建築の根源へ(後編)世界で評価された「みんなの家」 (2012/12/27)
第13回を数えるヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展(2012年8月29日~11月25日)で、国際交流基金主催の日本館は、国別展示の最優秀賞、金獅子賞を獲得した。日本館はヴェネチアでどんな展示を見せ、世界に何を問うたのか。そして、世界の建築界はそれをどう評価したのだろうか? [本文]
伊東豊雄氏が建築教育や復興計画に挑んだ1年(前編) (2012/04/02)
「これからの建築を考える新しい建築教育の場」として、2011年5月に「伊東建築塾」を開講した伊東豊雄氏。直前の3月11日に起こった東日本大震災をきっかけに「大災害を前に建築家は何ができるのか」を問い続けてこの1年間奔走した。 [本文]
伊東豊雄氏が建築教育や復興計画に挑んだ1年(後編) (2012/04/03)
東日本大震災を機に伊東豊雄氏をはじめとする5人の建築家が「帰心の会」を結成、活動の中心に「みんなの家」の建設を据える。被災地の住民が集う場だ。伊東氏は、被災地の住民との会話を通して、東北には建築家がやるべきことがあるのがはっきりしたという。 [本文]
藤本壮介氏ら若手と伊東豊雄氏が震災後の建築を問う (2011/11/09)
国際交流基金は10月31日、2012年秋にイタリアで開催される第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館コミッショナーを建築家の伊東豊雄氏が務めることを発表した。参加作家は写真家の畠山直哉氏、建築家の乾久美子氏や藤本壮介氏、平田晃久氏に伊東氏を加えた5人。 [本文]
これからの建築を語り合う場に、伊東豊雄氏に聞く(前) (2011/10/20)
建築家の伊東豊雄氏にとって2011年は大きな節目の年になった。伊東建築塾が5月に開講、7月には愛媛県に今治市伊東豊雄建築ミュージアムがオープンした。その一方、3月の東日本大震災を受けて岩手県釜石市では震災復興に取り組む。 [本文]
復興に取り組む姿を心に刻んでほしい、伊東豊雄氏に聞く(後) (2011/10/21)
今年5月に開講した伊東建築塾では、岩手県釜石市の震災復興プロジェクトを通して、コミュニティづくりに触れていく考えだ。さらに、伊東豊雄氏がコミッショナーを務めるくまもとアートポリスでは、仙台市宮城野区に仮設住宅の建設を実現。10月末に竣工を迎える。 [本文]
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プロジェクト
2012PJ:天井に吊るしたドームで風と光を制御(2012/04/05)
岐阜大学医学部等跡地に建設する複合施設。市立図書館、多目的ホール、展示ギャラリー、レストラン、市民活動交流センターなどで構成する。 [本文]
2012PJ:水平・垂直方向に連続するチューブ (2012/04/12)
台湾の台中市シビックセンター地区に建設する複合施設。三つの劇場と商業施設を設置する。人体の中のチューブのように、内外が連続する空間を意識し、有機的な三次元曲面の構造体とする。 [本文]
伊東豊雄氏による壁1枚だけの屋外美術館 (2011/09/05)
「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」のオープンから3週間後の8月20日、愛媛県今治市の大三島(おおみしま)に、同じ伊東豊雄氏設計による彫刻美術館がオープンした。「今治市岩田健母と子のミュージアム」だ。 [本文]
伊東豊雄建築ミュージアム、多面体を寝転んで体感 (2011/09/02)
建築家、伊東豊雄氏の美術館が愛媛県今治市の大三島(おおみしま)にオープンした。「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」だ。多面体の「スティールハット」と、自邸を復元した「シルバーハット」の2棟からなる。 [本文]
垂直面のない伊東豊雄ミュージアムの建設進む (2011/02/17)
伊東豊雄氏の設計による、自身の名を冠した美術館が建設中だ。展示空間は、一般的な“四角い箱”とは全く異なる。垂直面のない複雑な多面体を、鉄板とフラットバーのパネルで組み上げていく。 [本文]
バルセロナに伊東豊雄氏の超高層完成 (2010/04/20)
超高層の未来形か、ガウディの再来か──。2002年の設計コンペ時から注目を集めていた伊東豊雄氏の設計によるツインタワーが、スペイン・バルセロナに完成した。 [本文]
伊東豊雄氏ら設計の台湾のスタジアムが完成 (2009/03/18)
伊東豊雄氏と竹中工務店らが設計した2009年ワールドゲームズ高雄大会のメーンスタジアムが完成した。台湾の高雄市が3月5日に概要を発表した。 [本文]
伊東豊雄氏が米国初進出、曲面で空間をつなぐ美術館 (2008/10/28)
伊東豊雄建築設計事務所の米国での初プロジェクトが進行中だ。「カリフォルニア大学バークレー美術館/パシフィック・フィルム・アーカイブ(BAM/PFA)」を建て替えるプロジェクトで、現在は基本設計の終盤に差し掛かっている。 [本文]
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師弟
伊東豊雄案に「新しさ」を感じ取る、伊東×平田師弟対談(1) (2012/11/13)
1970年代生まれの若手建築家である平田晃久氏と吉村靖孝氏の共通点は「せんだいメディアテーク」のコンペをきっかけに建築設計に希望を見いだしたこと。この2人を取り上げた書籍『NA建築家シリーズ06』では、それぞれの師匠である伊東豊雄氏、古谷誠章氏との対談を実施。結果としてメディアテークの建築デザイン上の位置づけを改めて考える機会になった。まずは伊東氏と平田氏の対談から抜粋して3回にわたってお伝えする。 [本文]
伊東豊雄氏を刺激し続けた発想力、伊東×平田師弟対談(2) (2012/11/14)
「伊東事務所に入所した当時は役に立たない所員だった」と振り返る平田氏は、プロジェクトを通して設計の楽しさを知った。 [本文]
自己矛盾を抱える伊東豊雄氏に一石、伊東×平田師弟対談(3) (2012/11/15)
伊東豊雄氏と平田晃久氏の対談の3回目は、「せんだいメディアテーク」が竣工した2000年以降の建築デザインを振り返る。 [本文]
菊竹清訓氏に学んだ設計の厳しさ、建築家 伊東豊雄氏 (2007/11/20)
日本の建築界をリードし、世界でも知られる。そんな伊東豊雄氏でも、独立して約20年は我慢の時代が続いた。学生時代から現在までを振り返りながら、アドバイスをもらった。 [本文]
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受賞歴
伊東豊雄氏に第22回高松宮殿下記念世界文化賞 (2010/09/21)
建築家の伊東豊雄氏が、第22回高松宮殿下記念世界文化賞の建築部門に選ばれた。「自由に軽やかに人々を誘い、風のように包み込む生命体のような建築が魅力」と選考理由を説明している。 [本文]
伊東豊雄氏がフレデリック・キースラー建築芸術賞を受賞 (2008/10/08)
キースラー財団(オーストリア)は7月10日、「第6回オーストリア・フレデリック・キースラー建築芸術賞」の2008年度受賞者に伊東豊雄氏を選出した。日本人が同賞を受賞するのは、今回が初めてだ。 [本文]
第49回BCS賞が決定、伊東豊雄氏の「瞑想の森」など15件 (2008/07/29)
建築業協会(BCS)は7月24日、第49回BCS賞として「瞑想の森 市営斎場」など15件を選定した。 [本文]
伊東豊雄氏がRIBAゴールドメダルを受賞 (2005/09/30)
2006年のRIBAゴールドメダルが日本の伊東豊雄氏に授与されることが9月29日、英国のRIBA(王立英国建築家協会=Royal Institute of British Architects)で発表された。 [本文]
伊東豊雄氏がベネチア・ビエンナーレで金獅子賞 (2002/09/11)
9月8日から開かれている「NEXT:ベネチア・ビエンナーレ第8回国際建築展」で、建築家の伊東豊雄氏が本年度の金獅子賞(グランプリ)を受賞した。「せんだいメディアテーク」,ベルギーの「ブルージュ・パビリオン2002」、ロンドンの「サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン」など一連の作品が、現代建築の方向性を見いだしたと評価された。 [本文]
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歴代のプリツカー賞
2010年プリツカー賞に妹島・西沢の両氏(2010/03/29)
建築ユニットSANAAの妹島和世氏と西沢立衛氏が、2010年のプリツカー賞を受賞した。3月29日、同賞を主宰する米ハイアット財団(The Hyatt Foundation)が発表した。同賞は、建築界のノーベル賞と評されている。 [本文]
2008年のプリツカー賞、フランス人建築家のジャン・ヌーベル氏が受賞(2008/04/24)
フランス人建築家のジャン・ヌーベル氏が、2008年のプリツカー賞を受賞した。今年で30周年を迎える同賞は、建築界のノーベル賞と評されている。 [本文]
初の女性プリツカー賞受賞者にザハ・ハディド氏(2004/03/22)
イラク生まれの英国人建築家、ザハ・ハディド氏が2004年のプリツカー賞受賞者に決まった。同賞は、26回目にして初めて女性建築家が受賞する。ハディド氏は53歳。 [本文]
主な建築国際賞の日本人受賞者
[建築家名鑑]伊東 豊雄
1941年京城(現ソウル)生まれ。65年東京大学建築学科卒業。菊竹清訓建築設計事務所を経て、71年URBOTを設立。79年伊東豊雄建築設計事務所に改称。 [本文]
伊東豊雄氏にプリツカー賞、「革新的な建築を実現」
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