経済産業省と国土交通省は8月21日、建物の省エネルギー基準を見直す両省合同会議の第1回会議を開き、見直し案を提示した。住宅に関しては、(1)設備機器のエネルギー消費量や太陽光発電などによるエネルギー創出量に基づいて、建物全体の一次エネルギー消費量を基準とする(2)建物の断熱性については現行基準と同等の性能を求めるが、性能の指標には現行の熱損失係数(Q値)ではなく、建物の外皮の平均熱貫流率(U値)を採用する、といった内容を盛り込んだ。
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