「宮城県慶長使節船ミュージアム サン・ファン館」は、入り江を囲むドック棟と、高台の上にある展望棟で構成される。1996年、石井和紘建築研究所の設計で完成した。復元した帆船を入り江に浮かべ、ガラス張りのドック棟から眺めるという、大胆な展示方法を採っていた。そのドック棟を津波が襲った。2012年2月末時点で休館したままだ。
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