2012/02/09
原発被災地で起こったことを記録し、世界に向けて発信する――。東日本大震災から11カ月目となる2月11日、福島県南相馬市の市民文化会館で「南相馬世界会議2012」が開かれる。住民代表者や各分野の専門家が、南相馬市の被災状況や除染の取り組みなどを報告。復興に向けた提言を行う。
南相馬市は、東京電力の福島第一原子力発電所の北側に位置する。事故によって警戒区域や計画的避難地域などに指定され、避難を余儀なくされている地域が残っている。同会議は、原発災害での体験談や、復興に至る過程での取り組みなどを今後30年間にわたって記録として残し、世界に発信していく計画だ。
1回目となる2月11日の会議には、南相馬市市長の桜井勝延氏や、東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦氏、岡本哲志都市建築研究所の岡本哲志氏、東京工業大学大学院准教授の塚本由晴氏ら、各分野の専門家が登壇。市民を交えたパネルディスカッションを行い、南相馬の復興に向けた提言を行う。
参加費は無料。時間は午前9時30分から午後18時30分まで。会議の様子はユーストリームでも配信する。主催する「南相馬世界会議2012実行委員会」は、ウェブサイトで活動に対する賛同金を募っている。
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