東京農業大学の林隆久教授(応用生物科学部バイオサイエンス学科)は2月1日、福島県南相馬市、相馬市、新地町にある森林から採取した樹木の、放射性セシウム濃度の測定結果を発表した。林氏は、放射性セシウムが樹皮にとどまらず材の内部にも高濃度で浸透していると説明。測定した中で最も高かったのは南相馬市高倉のスギで、一番外側の年輪部分が1kg当たり5430ベクレル、材内部の平均が2300ベクレルだった。
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