2011/10/07
電気自動車(EV)が大量に普及した将来、街にどのような変化が起きるのか。千葉市の幕張メッセで10月8日まで開催している「CEATEC JAPAN 2011」(シーテック)では、EVと街の未来像が具体的に提案されている。日産自動車が企画した特別展示「スマートコミュニティー”ZERO”」のブースだ。自動車・エネルギー・通信・電機業界などの様々な企業が参画した。展示内容を、写真中心でお伝えする。
日産自動車が提案した宇宙船の外観のような未来型スマートハウス「NSH-2012」(関連記事:まるで宇宙船、日産が考えるスマートハウス)。その居室に上がる階段の脇で、JX日鉱日石エネルギーが家庭用燃料電池「エネファーム」を展示している。エネファームとEVを連携させることで、住宅と自動車のトータルでのエネルギーの低炭素化を進めるというコンセプトの提案だ。
エネファームは、発電量が大きくなるほど高い効率で発電できる。深夜など家庭の消費電力が少ない時間帯には、エネファームで発電した電力をEVに供給することで、高い発電効率を維持できる。一方、家庭での消費電力が大きく、エネファームだけで賄いきれない時間帯は、EVから家庭へ電力を補給できる。
JX日鉱日石エネルギーは10月3日、日産自動車の協力を得て、エネファームとEV「日産リーフ」を組み合わせた実証実験を実施すると発表した。横浜市港北区にある「ENEOS創エネハウス」で、コンセプトの実証を2012年に始める予定だ。
住宅に充放電するEVは、いざドライブしようとしたときに電力が不足している可能性がある。その際に必要なのが「EV急速充電ステーション」だ。会場では、JX日鉱日石エネルギーのソーラー充電ステーションのモックアップと、三菱自動車のEV「i-MiEV(アイ・ミーブ)」も展示されている。
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