東日本大震災の復興では、公共事業のあり方を見直すことが大切になる。復興財源を巡って政府・民主党では増税論議を進めているが、「その前に検討すべきことがある」と指摘するのが、PPP/PFIに詳しい中村裕司氏だ。「東日本大震災が起こった2011年を“コンセッション元年”とし、有料道路を皮切りに新しい民間活用の道を探るべきだ」と主張する。中村氏に、日本の道路事業にコンセッション方式を導入していくための道筋を連載してもらう。
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