4月1日、菅直人首相が被災地復興のまちづくり構想を明らかにした。今後の議論の場として、有識者や被災地関係者をメンバーとする「復興構想会議」を4月11日までにつくるという。復興のまちづくりに関する議論が本格化してくる。これに先立つ3月22日、建築ジャーナリストで、元日経アーキテクチュア編集長の細野透氏が、復興に関する独自の構想を日経BP社が運営するウェブサイト「Safety Japan」に発表した。その内容は、菅首相の構想を先取りしたようなものだった。細野氏の提言をシリーズで紹介する。
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