3月11日に起こった東日本巨大地震は、東京都新宿区にある国立霞ケ丘競技場にも被害をもたらした。バックスタンド側にある4基の照明塔が大きく揺れ、照明塔の支柱とスタンドをつなぐ接合部が壊れてコンクリート片が通路などに落下した。鉄筋コンクリート造の躯体に設けられたエキスパンションジョイントにも地震で大きく変位した跡があり、雨どいなどが壊れ、コンクリート片などが落下した。
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