滋賀県豊郷町立豊郷小学校の旧校舎の耐震改修を巡って、損害賠償を求めた訴訟の判決が10月28日、大津地裁であった。住民3人が町を相手取り約3000万円を請求していた。歴史的建築物に不要な耐震改修を実施したとして、改修を受託した設計事務所と町との契約が違法であると訴えていた。判決では「町の契約に違法性はない」などとして請求を棄却した。住民側は控訴する方針だ。
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