東京・港区の飲食店、六本木農園に隣接する駐車場に今年7月、「畑の展示場」が登場した。ウッドデッキにガラス製の箱を配置し、その中で野菜や作物を育てる「六本木農園FARM（ファーム）」だ。夜はオープンバーになり、カクテルやワイン、野菜を使った軽食などを楽しめる。このファームの敷地所有者は、六本木周辺を地場とするデベロッパーの森ビルだ。森ビルは再開発のタネ地として駐車場にしていた敷地の半分、乗用車5台分のスペースをファームとして開発し、六本木農園に貸し出した。賃料は駐車場としての相場より、若干高めに設定した。
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