工事用に開けた「墨出し開口部」が公共住宅の8%でふさがれず、火災時に上階へ延焼する恐れがある――。国土交通省は6月18日、全国の公共賃貸住宅を対象に実施していた墨出し用開口部の処理状況実態調査の中間報告を発表した。3月末までに調査が終わった1万1839棟のうち、約8%に当たる938棟で開口部が開いたままの危険な状態になっていることが分かった。

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