国土交通省は4月7日、鹿島と建材メーカーの岐阜折版工業(岐阜県岐南町)などが使用した耐火構造の外壁が、大臣認定の仕様に適合していなかったと発表した。問題の外壁は、岐阜折版工業が2006年に耐火構造の認定を取得した「KOウォール」(認定番号:FP060NE-0076)を基に、同社などが開発したもの。開発は鹿島が主導した。認定仕様を逸脱していたにもかかわらず、改めて認定を受けることなく使用していた。使用先はオフィスが5件、研究施設が2件の合計7件だ。
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