2月28日に日本の太平洋側沿岸に津波をもたらした南米チリ中部沿岸の地震は、マグニチュード(M)8.6のプレート境界型地震だった。ロイター通信などは同日の時点で700人以上が死亡したと報じている。気象庁によると震源は深さ約60kmで、1960年に発生したチリ地震(M9.5)の震源の北方に位置する。60年のチリ地震で日本に津波が到達し、142名の死者・行方不明者を出した教訓から、今回の地震では気象庁が17年ぶりに「大津波警報」を発令した。
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