日経ホームビルダーは、コラム「突撃!ゲンバ検証隊」で、LED電球、白熱電球、蛍光ランプの比較実験を行った。最終となる今回は、発熱した電球の温度を測定した。測定個所は電球と直下の照射面などだ。

(写真:日経ホームビルダー)
(写真:日経ホームビルダー)

(写真:澤田聖司、イラスト:笹沼真人)
(写真:澤田聖司、イラスト:笹沼真人)

 結果はどうだろう。LED電球と蛍光ランプは10分間で緩やかに温度が上昇。これに対して白熱電球は、測定開始2分後でサーモグラフィの測定限界値を超えた。

 熱伝対式温度計での測定ではその後も温度が上昇し、5分を経過した辺りで、「焦げ臭いにおいがする」と隊員が発した。確認すると熱伝対を張り付けた粘着テープが焼けて溶けかけていた。 LED電球は10分以降も計測を続けたが、15分後でも金属の胴体部分(上図のJ)がさらに3℃上昇するに留まった。

(資料:日経ホームビルダー)
(資料:日経ホームビルダー)