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“新制”一級建築士製図試験を分析

2009/10/27

建築士試験
設計製図試験
一級建築士
試験制度の見直し
新試験制度
特集:建築士

2009年10月に実施した平成21年度の一級建築士製図試験は、2009年7月1日に国土交通省が発表した「試験制度の見直し」を反映した初めての試験だ。具体的な変更点は、設計課題を比較的シンプルな用途の建築物とする、構造設計や設備設計に関する設計条件も設定する、所要室を細かく指定する従来の方式を改める――などだ。“新制”一級建築士製図試験は、果たしてどんなものになったのか。試験問題の内容を含めて分析を試みた。

(文字4624字、画像1点)


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【緊急調査】建て主の予算を超える設計は問題? アンケートのページへ

読者のコメント (11 件)
医師国家試験に倣うべき時が来ているように思います。新建築士法では建築士の知性、品性やモラルを求めています。今の試験ではそれらを問うことはできません。やはり6年制の建築学部での十分な教育と厳しい卒業条件を設け、1回の試験で適性を判断するのではなく、その卒業を大前提にすることが社会的にも求められています。
(itouyo 2009/11/02 16:57)
昨今の建築士試験というのは、はっきり言って、資格学校等にかけるお金と時間が合否を大きく左右すると言っても過言ではないような気がします。これまでいろんな受講生の方を拝見しましたが、この試験では優れた設計者(建築屋)が必ず合格できるわけでもなく、また『こんな人が?』と思われるような人でも合格できています。建築に対してほとんど知識や経験がなくても、資格学校の言うとおりにしていれば合格できてしまうおかしな資格試験ですね…。
そんな私も資格学校のおかげで合格できたわけですが…。
(経験者 2009/10/30 08:50)
これは国家資格ですよね?
一民間業者に過ぎない資格学校の指示に従った受験生の多数決で正解/不正解が左右されることがあればそれは大問題でしょう。それよりも、点線表記を正解とするという情報が事前に資格学校に流れていて、それを指導していたならもっと大変なことですが・・・
(2009/10/29 14:34)
点線か実線か?このようなグレー部分がある場合、実務経験者でも資格学校の指示に従う。これは試験である以上、仕方のないことなのではないでしょうか?
2次試験受験者の何割が大手2代資格学校に通っているかわかりませんが、仮に7割の受験者が資格学校に通っていて、7割全員が点線表記をした。この場合、試験元からしたら実線を想定していたにせよ、7割の受験者が点線表記であれば、正解でなくても、不正解にはできないのではないでしょうか?
「赤信号、みんなで渡れば怖くない!」ではないが、現状の試験では資格学校がけん引している部分も少なくないのでは?

また、毎年>試験元は何をもって標準とし何を正解とみなすのか、(製図試験としての)具体的な見解を示すべきだと思います。
というような声をいろいろな掲示板等で拝見するが、実際に試験元に要望書を提出するなど、行動におこすことはできないのですか?
掲示板等で書き込みをしても、結局正式な意見として、試験元には届かないですよね…。どなたか、そのような行動をおこしている人(団体)はないのでしょうか?
それとも、次の選挙で「私が試験制度を抜本的改革を起こします!」といって立候補したら、30万人以上の建築士と建築士を志している人の票を確保できますかね(笑)
(2009/10/29 12:46)
私も受験生aさまの書いている通りの意見があります。「見下げがイコール点線表記」というのは、断言でることではないと思います。試験元では、「基準階梁伏図」とうたっているので、”床梁伏図”と表記されていないので、主に梁の配置がメインであると想像しました。誰もが迷うところだったので、よく断言して言えるものだと思わされました。
(受験生b 2009/10/29 09:54)
JISには、製図の表現方法で一角法、三角法が有ります。
ここでは、著者も記載されておりませんが、JISの決まりが廃止されたのでしょうか?
私は、一角法は見上げ図(建築設計等)、三角法は見下げ図(機械設計等)でしたが。
(伏図の表現 2009/10/29 09:09)
設計製図試験は、どれが正解なのかが不透明なのは正直受験者は戸惑うのは当たり前です。
実務でも、その敷地に合う建物は決して一つではなく、多種多様あると思います。動線がちょっとねとか、部屋の配置がちょっと?など審査する人の感性で左右される場合があるとしたら、国家資格としては未完成な資格ではと思います。
今後は、建築士という位置づけは下がる一方だと感じます。
(AKI 2009/10/29 08:54)
梁伏図の表記方法一つ取ってもこれだけ混乱が起こるのはなぜでしょうか?実務経験を持つはずの受験者がこうも資格学校の情報に振り回されるのはなぜでしょうか?

全てはこの試験の不透明さにあると思います。毎年毎年、何を正解とするのか試験元の見解が示されないまま、合格・不合格だけが振り分けられます。結果、実務経験がある受験者でも「試験」としての正解を求めて資格学校に頼ります。もちろんそれが本当に正しいかどうか分からないですが、何も試験元から示されない以上、少しでも合格に近づきたいから試験情報を求めるのです。

多くの実務経験者が資格学校に頼る現在の状況は、この試験の「不透明性」が作り出していると言っても過言ではないと思います。本来の設計力を問う以前に、試験情報が結果を左右してしまうこのような状況を一体いつまで放置しておくのでしょうか?正直、資格学校と試験元の癒着を疑いたくなります。

筆者が主張しているように、試験元は何をもって標準とし何を正解とみなすのか、(製図試験としての)具体的な見解を示すべきだと思います。
(2009/10/28 14:30)
伏図の表現は下記の3通りあります。
見下げ図・・・破線
見下げ見透かし図・・・実線
見上げ図・・・実線
どの表現が一般的かはわかりませんが、伏図に見下げ図か見上げ図かを特記しておくのが一番確実だと思います。
(2009/10/28 13:48)
> 結局、見下げ図=梁は点線で描くという指示で出題されました。
見下げと指定されてましたが 点線で描くとは指示されておりません。
見下げがイコール点線表記と判断した根拠を説明してほしいところです。
なお、これまで実務で公共事業の構造図は沢山見てきてますが梁伏図や床伏図において梁線を点線表記したものは見たことがありません。
因みに基本的に意匠図構造図は見下げ図で、施工図は見上げ図です。
仮に資格学校が点線表記で指導していたから・・というのところで判断されてたとすれば随分と安易な根拠だと思いますがいかがでしょう。
なお、資格学校の指導理由も全く説明になっておりません、自校の勝手にこしらえた根拠のない理由を受講生に無理やり押し付けているとしか思えないところです。
(受験生A 2009/10/28 13:24)
細かな面積指定などが減り、面積や動線について受験者の判断が問われる試験になったのは良い方向だとは思います。しかし、細かな記入項目や記入方法についてまで受験者の判断を問うのはおかしいと思います。
あくまでこれは実務ではなく限られた時間内で行う試験です。その試験で、どこまで問われているか、どのように図示すべきか、どこまで描き込むべきかなどの判断は、設計能力とは別の「試験ノウハウ」です。当然、この試験に慣れているほうが有利でしょうし、もっと言えば資格学校から試験情報を得ている方が有利になってしまいます。面積や動線の判断は自由にしても、評価対象となる記入項目や記入方法に関してはきちんと明記すべきです。そうしないと、適切に設計能力を評価していることにならないと思います。
(2009/10/27 10:55)
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