2009年2月、中国・北京で建設中だった高さ159m、地上30階建てのTVCCはわずか2時間半で全焼した。短時間で外壁の上下左右に火炎が伝搬した原因は、屋上と東西外壁面を覆う、発泡プラスチック系断熱材XPSを内蔵したスペースフレームにあった、という調査研究がまとまった。その内容を、東京大学大学院工学系研究科・都市持続再生研究センターの北垣亮馬・特任助教と、独立行政法人・建築研究所の吉岡英樹研究員、東京大学大学院工学系研究科の野口貴文准教授に報告してもらおう。(日経アーキテクチュア)
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