日本の人口は2004年を頂点に減少局面に入っている。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、世帯数も2015年にピークを迎える。2055年には人口は9000万人を割り込み、65歳以上が占める高齢化率は40%を超える。長期トレンドで見れば、量的には「住宅が余る」時代がやってくるのは確実だ。団地再生を巡る様々な取り組みを通して、住宅余剰時代への備えを読み解いていこう。
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