21世紀に入ってから取り壊された主要な建物を、竣工時期ごとに並べてみると、最も多く壊されているのは戦前の1930年代に竣工した建物だった。デザイン的にみると、様式建築から初期モダニズム建築への過渡期に当たる。モダニズムとは言っても、まだ装飾や深い陰影のあるデザインが多く、解体されるとなると一般の人からも保存を求める声が上がりやすい。しかし、その多くは保存運動の甲斐なく、老朽化や建て替えを理由に取り壊されている。
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