未乾燥の木材(グリン材)の割れは、欠陥ではない――そんな判決が確定したことが分かった。この裁判では、建て主から木造注文住宅を請け負った住宅会社が、その建築現場にグリン材を納入した木材業者を訴えていた。納入前の見積書には「米松GRN材」という表記があったが、住宅会社は「その表記では何の意味か分からなかった」と主張、グリン材が割れたことで生じたとする損害の賠償を求めていた。
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