四川大地震で、被害が特に大きかったのが山間部の集落地域だ。山間部では被害の実態をすぐにつかむのは難しい。山が崩落して道路を寸断。集落は孤立し、救援や復旧活動の遅れにもつながる――。本稿執筆中に発生した岩手・宮城内陸地震の被災状況を見ても、共通の課題は多かった。山間部での地震防災や復興対策のあり方が改めて問われている。
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