建築確認審査の担当者次第で、建築基準法の運用、解釈にばらつきが生じること自体は、いまに始まったことではない。2007年6月施行の改正建築基準法が、このばらつきを助長したという指摘は多い。確認審査が細かく厳しくなったのに加えて、構造計算適合性判定(適判)の導入で、確認申請1件当たりの審査担当機関が複数になったからだ。
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