1992年に廃刊になった福岡県の地元紙、フクニチ新聞本社跡地の再開発プロジェクト。総合設計制度を活用し、通り抜け可能な歩行空間や緑地、憩いの広場を確保した。また屋上庭園や立体的な植栽計画によって、都市のアメニティー向上を図った。基壇部を一体に、上層部を3棟に分割する構成として、ボリュームを分節することでヒューマンスケールに近付けている。住宅やホテル、オフィス、商業など多岐にわたる用途に対して、それぞれに良好な室内環境を創出した。住戸数は159戸、都市再生機構の民間供給支援型賃貸住宅制度を適用した賃貸住宅となる。商業ゾーンには、主に飲食テナントが入居する予定だ。免震構造を採用し、エキスパンションジョイントを持たない一体構造を実現している。
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