黒川紀章氏は東京大学・丹下研究室に在籍中に東京で事務所を開設。28歳の時である。学生時代から、国際会議での活躍や書籍の執筆などで世間に知られた存在だったが、意外や、事務所設立後数年は、設計の仕事がほとんどなかったという。しかし、未来都市構想や原稿の執筆などで、寝食を忘れる日々だった。日経アーキテクチュア1997年3月24日号で黒川氏が語った自らの駆け出し時代について紹介する。
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