国土交通省が6月22日に発表した「全国屋上・壁面緑化施工面積調査(平成12年~18年)について」によると、2006年(平成18年)度の屋上緑化の施工面積は前年度に比べて12.7%減った。1割程度は「集計上の誤差」と考えたとしても、ここ2年は明らかに頭打ち傾向だ。地球環境問題がますます切実な問題となる中で、その一つの象徴である「緑化」に対する社会の関心が薄れてきたのだとしたら、建築界にも責任がありそうだ。
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