日本建築学会の斎藤公男新会長は6月15日、就任後初の記者会見で、建築界の信頼回復に取り組む姿勢を強調した。2005年秋に発覚した構造計算書偽造問題をきっかけとして、建築界に対する社会からの信頼が揺らいでいるという認識を示した。そのうえで、「建築界の内部には自助努力を求め、外部に対しては建築の安全性向上などに関する情報を発信していく」と述べた。
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