3月25日に発生した能登半島地震は、内閣府が「表層地震のゆれやすさ全国マップ」を公開してから、初めての大地震だった。下の図は、内閣府がホームページで公開している同マップから、能登半島の部分を拡大したものだ。現地取材で確認したところ、今回の地震による建物被害は、このマップが「揺れやすい」とする赤色地域に集中していた。門前町や同町道下(とうげ)地区、輪島市街地、そして穴水町などで「震度6強」を記録、住宅が大きな被害を受けた。
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