プロジェクト
目次
-
2012PJ:全方位で日射遮蔽策を講じたオフィスビル
茨城県民生活協同組合本部事務所
茨城県古河市に茨城県民生活協同組合の本部オフィスを建設した。自然光を取り入れた明るいオフィスの実現に配慮しながら、全方位の日射条件に合わせた日射侵入抑制策を講じている。
-
2012PJ:バルコニーや中庭のあるオフィス
上海暢星大楼2期
上海市浦東ハイテクパーク地区に、IT企業の本社ビルを建設した。2005年に竣工した1期棟の増築プロジェクト。ライトシェルフやリフレッシュ用のバルコニーを各階に設置するなど、オフィスの快適性と環境性能の向上を目指している。
-
2012PJ:環境と防災に配慮したオフィスビル
京橋OMビル
東京都中央区京橋にテナントオフィスビルを建設した。環境に配慮したさまざまな技術を導入し、ERR(設備の省エネ低減率)40%以上、PAL(建物外周部の熱負荷係数)低減率30%以上の性能を実現している。
-
2012PJ:2次曲面の屋根を架けた保育園
大阪大学まちかね保育園
大阪大学豊中キャンパスに大学関係者用の保育園を新設する。建物は木造の平屋建てで、中断面の在来集成材を活用し、2次曲面による立体的な屋根架構を採用した。施設内は廊下を中心に三つ又状に保育室などを配置している。
-
2012PJ:アーケードのある商店街再開発
「丸亀町グリーン」高松丸亀町商店街G街区第一種市街地再開発事業
高松市の丸亀町商店街再開発事業の一環で、商店街の南端に位置するG街区を整備した。アーケードを持つ広場を中心に、約60店舗の商業施設、住宅棟、175室のホテル、駐車場などからなる複合施設を建設した。
-
2012PJ:新宿駅にテラスやデッキでつながるビル
JR南新宿ビル
渋谷区代々木に複合ビルを建設する。地上18階・地下4階建てで、1~3階にフィットネスクラブ、保育所、店舗を配置し、4~18階を賃貸オフィスとする。JR新宿駅から徒歩4分に立地し、新宿駅からサザンテラスを通じて横断ブリッジとデッキでつなぐ計画だ。
-
2012PJ:敷地の4割を緑地化した病院
新百合ヶ丘総合病院
川崎市麻生区に、337の病床をもつ総合病院を建設する。緑豊かな丘陵地を生かした環境と眺望を目指し、敷地面積5万3243m2のうち約44%を緑地化している。
-
2012PJ:建築学部の教材となる校舎
工学院大学八王子キャンパス総合教育棟
東京都八王子市の工学院大学八王子キャンパスに、学園創立125周年記念事業の一環として新校舎を建設した。講義室、研究室のほか、学生の日常生活や学習を支援する施設を設置する。4つのL字形の建物を寄り添うように配置し、建物の間を通り抜ける「パサージュ」と周辺の建物との間に4つの広場を整備した。
-
2012PJ:ブレースを防火区画壁に設置した倉庫
サミー川越流通センター
埼玉県川越市に、遊興機器の製造・販売を行うサミーの部品倉庫を建設する。建物は3階建てで、建物南東端にランプ(傾斜路)を設け、10トントラックが自走して3階まで登れるようにした。K型ブレースを防火区画壁位置に設置した両方向ブレース構造を採用している。
-
2012PJ:地下まで太陽光が届くオフィスビル
大正製薬大阪支店
大阪府豊中市の大正製薬大阪支店ビル。製薬会社のオフィスとして、「使う人が健康になる空間、地球環境にやさしい、健康なオフィス」を目指した。建物中央部にすり鉢状の外部吹き抜けを設置し、自然光を最大限に取り入れるよう配慮している。
-
2012PJ:告別室に秋田スギのルーバーを設置した斎場
秋田市斎場
秋田市の旧秋田市斎場と旧雄和火葬場を統合し、新斎場として改築。旧斎場の敷地を拡張し、既存施設を運営しながら施工した。火葬炉12基、待合室9室を設置する。告別ホールの上部に秋田スギを利用したルーバーを設置し、地域性を意識した象徴的な空間を目指している。
-
2012PJ:血液検査や製剤の工程を見学できる施設
日本赤十字社中四国ブロック血液センター・広島県赤十字血液センター合同社屋
広島市中区に日本赤十字社の社屋を建設した。中四国9県の血液検査と製剤を取り扱う「中四国ブロックセンター」と、県内の血液事業推進や医療機関への血液製剤の供給機能をもつ「広島県赤十字血液センター」が入居する。市民に開かれた施設を目指し、検査室や製剤室を見学できるスペースなどを設けている。
-
2012PJ:通り抜け空間で市民の交流を促進
下松市市民交流拠点施設
山口県下松市の公民館と図書館を複合施設として建て替えた。パブリックコメントや市民ワークショップの開催などによって市民の声を反映して計画した。東西に伸びる通り抜け空間「交流プロムナード」に沿って、図書館、公民館の各施設、多目的ホール、歴史民俗資料展示コーナー、カフェなどを配置。さまざまな目的で訪れた市…
-
2012PJ: CO2排出量50%削減を目指す研究施設
新川崎地区産学官共同研究施設
川崎市幸区の「新川崎・創造のもり計画」の第3期事業で、ナノ・マイクロ技術の先端研究開発施設を建設した。外観は隣接する既存の研究施設群との調和に配慮。敷地は周辺の緑地に溶け込むよう緑化した。施設には大型のクリーンルームのほか、実験室、研究室、会議室などを設置。環境に配慮した多様な技術の導入により、CO…
-
2012PJ:乗車券でオートロックを解錠するマンション
小手指タワーズ ディアスカイタワー/エバースカイタワー
埼玉県所沢市の西武新宿線小手指駅前に商業施設、スポーツ施設、分譲マンションなどからなる複合ビルを建設した。地上27階・地下1階建てのディアスカイタワーと、地上23階・地下1階建てのエバースカイタワーの2棟で構成する。
-
2012PJ:CO2排出量40%削減を目指すビル
ESビル
東京都渋谷区に在宅介護などのサービスを中心に事業展開するアースサポートの新本社ビルを建設した。環境配慮型ビルをコンセプトに、さまざまな省エネ技術を導入し、CO2排出量の40%削減を目指した。
-
2012PJ:庇を兼ねたメンテ用バルコニーのある庁舎
みよし市新庁舎
愛知県みよし市の市庁舎建て替え。庁舎整備の基本方針の一つである「自然との共生を図る環境にやさしい庁舎」をふまえ、地中熱や自然エネルギーの活用など、環境に配慮した技術を取り入れ、CASBEEあいち Sクラスを実現している。
-
2012PJ:門型耐震フレームが屋上目隠し壁を兼ねる
慶応義塾大学信濃町地区3号館(南棟)
東京都新宿区にある慶応義塾大学信濃町キャンパスに大学病院の病棟を建設した。58室の個室のほか、免疫・化学療法センター、予防医療センター、検査施設などを配置した。屋上に目隠し壁を兼ねた門型の耐震フレームを設置することによって、施設内部の耐震要素をなくし、レイアウト変更などに対応できる柱型の出ないスペー…
-
2012PJ:地上部を浮かせて地震力を逃がす
新宿花園MJビル
東京都新宿区にある花園饅頭本店ビルの建て替え。1~2階を店舗。3~9階をテナントオフィスとした。建物の地上部分を地下部分に接続せず、地震時に建物が浮き上がることを許容して地震力を逃がすステッピング制震システムを導入している。
-
2012PJ:中越沖地震で被災した市民会館を建て替え
柏崎市新市民会館
新潟県中越沖地震(2007年)により被害を受けた柏崎市の市民会館を建て替えた。柏崎駅前に立地することなどから、震災復興のシンボルとして市の新しい顔となり、新たなにぎわいを創出する空間を目指している。2012年7月にオープンする予定だ。