日本建築学会の都市計画委員会(西村幸夫委員長)は、東京都世田谷区の小田急小田原線と京王井の頭線の下北沢駅の周辺に都市計画道路を建設する動きがあることなどについて、東京都知事と世田谷区長に慎重な対処を求める要望書を提出した。密度の高い商店街ができている駅周辺地域に幅員26mの都市計画道路が建設され、それをきっかけに高層ビル群が生まれることで、「長時間かけて育成されてきた街の固有な文化や構造」が破壊される恐れがあることに懸念を表明している。
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