建築実務者は、どのような視点で建材・設備メーカーを評価しているのかを明らかにするこの企画は、今年で3年目を迎えた。調査対象企業508社46製品分野と、アンケートの規模を大幅に拡大している。昨年と同じ企業が1位となった分野が多い一方、小差で1位と2位が入れ替わった分野や、一昨年1位だった企業が返り咲いた分野もある。昨年同様、採用要因について細かく尋ねたことで、実務者が「採用したい理由」が見えてきた。

【目次】
●調査概要

 日経アーキテクチュアは今年7月、本誌読者4200人に対して、各種建築資材・設備メーカーの製品の「採用経験」「採用意向」「採用したい理由」をアンケート調査した

調査対象:本誌読者から、一級建築士を中心に4200人を無作為抽出
調査対象企業:各種団体・メーカーリストなどに基づき、本誌が選定した508社
調査方法:調査対象の製品分野を7グループに分け、各グループごとに調査票を作成。1グループにつき600人、合計で4200人に調査票を送付
調査時期:2007年7月
調査項目:(1)その企業の製品の採用経験 (2)その企業の製品の採用意向 (3)採用したい理由 (4)回答者の属性など
回答者:有効回収数は1316件(回収率31.3%)
調査機関:日経BPコンサルティング

◆この調査に関する詳細な記事を日経アーキテクチュア2007年9月17日号に掲載しています。

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