環境配慮建築の博覧会「グリーンビルド2014」が米国ルイジアナ州のニューオーリンズで開催された。展示会は2014年10月22~23日の2日間、セミナーなどを含む国際会議は同22~24日の3日間だ。

グリーンビルド2014の会場と、ニューオリンズの美しい街並み(写真:Arup)

 グリーンビルドは、米国発の環境建築評価制度であるLEED(Leadership in Energy & Environmental Design)認証を開発した、非営利団体U.S. Green Building Council(USGBC)の主催。2002年から13回目を数える。

 開催場所も、北米の大きな都市で持ちまわりとなっており、毎回異なる雰囲気を楽しめるのも人気の理由だ。当初は4000人程度の参加者で、建材などを紹介する出展ブースは200程度だったものが、最近では参加者は3万人前後、出展ブースも1000前後と、LEEDの広まりを象徴するかのようにグリーンビルドも巨大化している。

展示会場の様子。「xx番ブースで出展しているから寄ってみてよ」という具合で声を掛け合い、顔見知りも増えていく。アラップもブースを出展した(写真:Arup)