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アラップ・トータルデザインの舞台ウラ

ミラノの“積層された森”ツインタワー

アラップ・トータルデザインの舞台ウラ(25)

2014/12/16

 建物を緑化したい、屋上緑化すれは断熱効果もある――。そう思っていても、荷重が増え、建設費が増え、ミニマルなイメージの外観と合わず、結局は申し訳程度の緑化に落ち着いたりしたことはないだろうか。

 今年完成したイタリア・ミラノのBosco Verticale(ボスコ・ヴェルティカーレ=垂直の森)は、モダンなイメージを保ったまま、森を積層したような奇抜な外観が特徴の集合住宅である。CGかと見間違うくらいだ。

ボスコ・ヴェルティカーレの外観(写真:Luca Buzzoni_Arup)

 ボスコ・ヴェルティカーレは、ミラノ市内の4万m2に及ぶポルタ・ヌオーヴァ・イゾラ再開発地区にある。27階建てで高さ110mの棟と、19階建てで高さ76mの棟から成るツインタワーだ。2棟のバルコニーには合わせて、高さ3~6mの中高木が900本、低木が5000本、花が1万1000株も植えられている。

建築家による概念図。緑地を積層するイメージや、植栽による効果などを示す(資料:Boeri Studio)

ケンプラッツ

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