解答と問題9

(再掲載)問題8 阿蘇山のふもとに建つ孤風院(1975年)は木島安史が設計した自邸です。延床面積が220平米と住宅としては大規模ですが、実はもともと別の用途をもった建物でした。その用途とは何だったでしょうか?

 a 米蔵 ―― 0点(27%)
 b 旅館 ―― 0点(44%)
 c 講堂 ―― 10点(22%)
 d 銀行 ―― 0点(7%)

 ※平均2.2点 カッコ内は回答者の選択割合

 孤風院は、熊本大学工学部の講堂(1908年)だった建物です。老朽化により取り壊されましたが、当時、同大学の建築学科で助教授だった木島がその部材を引き取り、移築しました。住宅として建て直す際、桁行方向に8スパンあった建物を5スパンに縮めていますが、それでも内部の広間は巨大で、そこに木島はひとりで住んでいました。ちなみに建物名称は「コフィン=棺桶」をもじったものです。


問題9 山下和正設計の「顔の家」(1974年)は、名前のとおり、建物の正面が人間の顔になっている住宅です。目は窓、口は入口ですが、鼻の部分は何?

 a 階段
 b 換気口
 c バルコニー
 d 何も機能はない