解答と問題9

(再掲載)問題8 物件購入とリノベーションを同時に行う場合に使える「リフォーム一体型ローン」。適用の際に気を付けておくべきことは?

 a 既に住宅を持っていると使えない ―― 10点(6%)
 b 申し込み時にリノベーションの見積もりが必要になる ―― 10点(51%)
 c 1棟ビルや倉庫などの居住用ではない物件には使えない ―― 5点(37%)
 d 物件仲介とリフォームを別の会社に依頼できない ―― 0点(6%)

 ※平均7.6点 カッコ内は回答者の選択割合

 リフォーム一体型ローンは、中古住宅を購入してリノベーションする際に使える便利なローンです。しかし、このローンの枠組みは、「住宅ローン」+「リフォームローン」がセットになったものなので、「住宅ローン」と同様の制限があります。例を挙げると、あくまでも「住宅」取得のためのローンなので住宅以外の倉庫やビルとしての利用が前提だったり、既に住宅を持っていたりすると使えません。また、中古住宅の購入金額とリノベーション工事費用の総額に対してのローンなので、申し込み時にリノベーションの見積もりも必要です。購入したい住宅が決まっており、実施するリノベーションの内容も同時に決まっていることが必要なので、このローンを使う場合は両者の見積もりが一緒にそろうよう、段取りに注意が必要です。


問題9 リノベーション住宅推進協議会では、独自の検査・保証制度があります。その種類は全部で五つ。「R3」は中古マンション1棟丸ごと、「R5」は戸建て住宅がそれぞれ対象です。では、「R1」は?

 a 賃貸住宅のリノベーション
 b 中古マンションの専有部のリノベーション
 c 商業施設のリノベーション
 d オフィスから住宅へ用途変更を伴うリノベーション