解答と問題8

(再掲載)問題7 中古マンションを「丸ごと」リノベーションすると言っても、何でもできるわけではありません。次のうち、変えられないものは?

 a 柱・梁などの位置 ―― 10点(89%)
 b パイプスペースの場所 ―― 10点(9%)
 c 天井の高さ ―― 0点(2%)
 d 壁の遮音性 ―― 0点(0%)

 ※平均9.8点 カッコ内は回答者の選択割合

 スケルトンから作り直すなどすれば、「リノベーション」で室内を丸ごと変えられると思う人もいます。しかし、スケルトンまで戻しても、どうしても変更できないものもありますからご注意を。中古マンションでは、躯体は変更不可能です。柱や梁の出っ張りの位置や大きさなどは、削ることも位置を変えることもできません。また、マンションでは下水などの配管を上下階と共有しています。そのため、「パイプスペース」と呼ばれる室内に配管を取り込んでいる位置を変えることはできません。ただし管を延ばして蛇口や排水溝の位置を変えることは可能です。天井については、一般的に躯体から離してつくり付けられているので、いったん天井を取り除いて躯体位置まで高くすることができます。壁の遮音性も、自室側に防音機能や遮音性の高い素材を付けることで高めることができます。


問題8 物件購入とリノベーションを同時に行う場合に使える「リフォーム一体型ローン」。適用の際に気を付けておくべきことは?

 a 既に住宅を持っていると使えない
 b 申し込み時にリノベーションの見積もりが必要になる
 c 1棟ビルや倉庫などの居住用ではない物件には使えない
 d 物件仲介とリフォームを別の会社に依頼できない