セブンイレブンは壁面緑化や遮熱舗装を採用

 セブンイレブンは、京都市に省エネ設備を導入した店舗「セブン-イレブン京都出世稲荷前店」を1月22日にオープンした。特徴的なのは、塀に壁面緑化を施し、駐車場に遮熱舗装を施したことだ。京都市の景観条例に沿ったデザインを採用して、店舗だけでなく周辺環境にも配慮した。設備面では、太陽光発電システムを設置して消費電力の約2%を自家電力で賄う。LED照明、電気自動車用充電器も導入した。

京都出世稲荷前店の外観(写真:セブンイレブン)
京都出世稲荷前店の外観(写真:セブンイレブン)

京都出世稲荷前店に導入した主な環境配慮技術(資料:セブンイレブン)
京都出世稲荷前店に導入した主な環境配慮技術(資料:セブンイレブン)

店内のイメージ図。環境省の「平成21年度省エネ照明デザインモデル事業」の店舗として採択されている(資料:セブンイレブン)
店内のイメージ図。環境省の「平成21年度省エネ照明デザインモデル事業」の店舗として採択されている(資料:セブンイレブン)

 ローソンも昨年12月に、電気自動車用充電器を「ローソン大井店」に導入した。同社は、これまでにも充電器を設置している。既に設置しているものは80%充電をするのに約7~8時間かかるのに対して、今回導入した急速充電スタンドは約30分でチャージできる。

 コンビニ各社は自治体やメーカーなどとの協力関係を築きながら、今後も環境に配慮した店舗づくりを目指している。