商空間アワード2007/受賞作・ノミネート作
目次
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諸職の職人とともに革新的な和を表現/東京・丸の内の「ザ・ペニンシュラ東京」
商空間アワード2007(30):ノミネート作
三菱地所が10年がかりで進めてきた、丸の内再構築計画第一弾の最後を飾る建物。東京・有楽町駅の西側、丸の内仲通りの南端に建設したホテルだ。ザ・ペニンシュラホテルズを運営する香港上海ホテルズ社の希望は、「和の文化を内外装に生かし、日本らしさが感じられる場所にしたい」というものだった。
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竹をモチーフに「哲学」を反映/東京・銀座の「アルマーニ / 銀座タワー」
商空間アワード2007(29):ノミネート作
銀座4丁目交差点の近く、地下2階・地上12階建てのビル。アルマーニの複数のブランドが同居する日本初の「コンセプトストア」だ。
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緑の吹き抜けをエレベーターが往来/東京・銀座のショールーム「ニコラス・G・ハイエック センター」
商空間アワード2007(28):ノミネート作
スイスに本社を置く世界最大級の時計メーカー、スウォッチ グループが建設した初の海外法人本社ビル。指名コンペで坂茂建築設計が提案したコンセプトが、ほぼそのまま実現している。ビルの名称にもなっている、スウォッチグループ会長のニコラス・G・ハイエック氏は、15年以上前から環境問題に関心を持ち続けており、…
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材料の特性を生かした体感型スペース/名古屋・名駅の「トヨタ自動車ショールーム」
商空間アワード2007(27):ノミネート作
ミッドランド スクエアの1、2階。トヨタ自動車が開設した「体感型」の旗艦ショールームだ。
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ねじり棒がつくり出す立体感ある光/名古屋・名駅の「ルイ・ヴィトン ナゴヤ ミッドランド スクエア店」
商空間アワード2007(26):ノミネート作
名古屋駅エリアの中心に誕生した商業施設「ミッドランド スクエア」の低層部にある路面店の一つ。ファッションブランド、ルイ・ヴィトンの国内54番目の店に当たる。
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親しみやすさの中にエレガントさ/名古屋・名駅の「オーベルジュ・ド・リル ナゴヤ」
商空間アワード2007(25):ノミネート作
フランス・アルザス地方の小さな村で、長く名声を博してきた三ツ星レストラン「オーベルジュ・ド・リル」の海外初進出となる店だ。
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天井高8mの開放感あるダイニング/東京・丸の内の「パスタハウス AWキッチン トウキョウ」
商空間アワード2007(24):ノミネート作
東京・青山に本店を持つレストランの3店舗目。メーンダイニングは天井高8mの吹き抜け空間で、石や木、本革、鉄などの自然な材料を生かした落ち着いた空間だ。
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きらきら光るガラスが競演/東京・丸の内の「RIGOLETTO WINE AND BAR」
商空間アワード2007(23):ノミネート作
内装のテーマは「多様なガラスの融合と調和」。新丸の内ビルディングの「丸の内ハウス」にあるスパニッシュ・イタリアンレストランだ。細長い店舗の真ん中に入り口があって、ワインセラーに挟まれた通路を抜けるとレセプション、ここから左側がメーンダイニング、右側がバーダイニングになっている。
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床の段差を生かして客席の雰囲気を変える/東京・八重洲口の「XEX TOKYO」
商空間アワード2007(22):ノミネート作
東京駅八重洲口にオープンしたグラントウキョウノースタワー内の大丸東京店。その13階全体を占めているレストランだ。店舗面積880m2の中に、イタリアンレストランと和食、バーゾーンを配置している。床の段差を生かして、客席の雰囲気を転換する構成になっており、すべての客席から、窓越しに東京駅や丸の内方面を…
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白い陶磁器を引き立てる上品な色使い/東京・六本木の「NAGAE」
商空間アワード2007(21):ノミネート作
創業以来、100年の歴史がある瀬戸焼の製造会社の旗艦店。器の素地の白を生かした薄手の陶磁器を扱う。
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ミッドタウン最大面積のセレクトショップ/東京・六本木の「リステア ミッドタウン」
商空間アワード2007(20):ノミネート作
「東京ミッドタウン」の中で、最大規模の床面積を持つアパレルのセレクトショップだ。1階はエキシビションスペース、2階がショッピングサロン。黒や紫、バーガンディーの落ち着いた色彩、毛皮や大理石、漆、パール塗装など、高級感のある材料と仕上げをふんだんに使用。ファサードにしつらえた大型LEDスクリーンは「…
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合板のルーバーがうねるように連なる/東京・六本木の「ルシアン ペラフィネ」
商空間アワード2007(19):ノミネート作
デザイナーの名前を冠した、フランスのカシミアニットのブランドショップ。東京ミッドタウン内にある。
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通りに面した開口をより印象的に/東京・神田神保町の「南洋堂書店改修」
商空間アワード2007(18):ノミネート作
日本一の本屋街、東京・神田神保町にある建築専門書店の改修。1階の店舗面積を最大限に生かせるように、1階から中2階までの吹き抜けにあった階段を取り除いて位置を変更。2階は、既存のアール形状のバルコニーを延長することで、店内全体を柔らかく囲みこむような効果を出している。
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スチールピースで店舗の壁面が自在に変化/東京・代官山の「DAIRY FRESH STORE」
商空間アワード2007(17):ノミネート作
アートディレクターの秋山具義氏率いる「デイリー・フレッシュ」が制作するオリジナルグッズを販売する。カラフルなノート、トートバッグの数々が、7坪ほどの店内の壁とディスプレー台に並ぶ。
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物語のような虚構の世界をつくる/東京・南青山の「HOYA CRYSTAL TOKYO」
商空間アワード2007(16):ノミネート作
クリスタルガラスの老舗メーカー、HOYAクリスタルカンパニーが開いた直営路面店。2006年にブランドの見直しを図った同社が、これまでにないクリスタル商品を提案する場としてつくった店だ。1階のほか、地下1階にもスペースがある。
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クライミングウオールをジムの顔に/東京・表参道の「ILLOIHA OMOTESANDO」
商空間アワード2007(15):ノミネート作
ビルの地下1階と地下2階にあるフィットネスジム。内装を考えるに当たり、上下階に分かれている機能をつなぎ止める場所として2層分の吹き抜けに注目。この大空間で「カラダを動かすことでキレイになる」というブランドコンセプトを表現するために、「表参道でロッククライミング」を考えたという。意外な場所の意外な組…
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水族館のようにシューズがショーケースを回遊/東京・神宮前の「NIKE 1LOVE」
商空間アワード2007(14):ノミネート作
バスケットボールシューズとして誕生した「ナイキ エア フォース 1」。その発売25周年を記念して、ナイキとrealmad HECTICが共同で開いた1年間という期間限定のコンセプトストアだ。3カ月ごとに約50足の25周年モデルを発表して、1年間で約250足の記念モデルを発売していくという仕組み。
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海岸の波をガラスと布で表現/千葉・流山の「トラットリア サレルノ」
商空間アワード2007(13):ノミネート作
神奈川県鎌倉市の七里ヶ浜の丘を少し上ったところに海が見渡せるレストランがある。そのレストランオーナーが、千葉県流山市のショッピングセンター内に新しく開いたイタリアンレストラン。七里ヶ浜の店のキーワードを、内装に取り入れている。
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鏡をちりばめて偽の空間を生む/横浜・北幸の美容室「OORDER」
商空間アワード2007(12):ノミネート作
新築ビルの1階にある美容室。内装設計を頼まれた平田晃久氏は、最初にこの場所を見たとき、1m角ほどの太さで視界を遮る構造上の柱が気になった。だからといって柱をなくすことはできない。それならば、柱を増やして、どれが本当の柱なのか、わからないようにできないかと平田氏は考えた。
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様々な場面に対応する大人が楽しめる店/東京・丸の内の「RESTAURANT CAFE GARB」
商空間アワード2007(11):一般投票1位
東京・丸の内の仲通りに面した「バル・レストラン」。カフェであり、昼食も夕食も食べられるレストランであり、バーでもある。丸の内のサラリーマンやOLを対象に、大人が楽しめる店を目指している。