オランダを旅していると、街の建物やストリートファーニチャーなどの色使いの大胆さに目をひかれることが多い。文字通り低地で、海面との高低差がほとんどない土地柄。会った人にさりげなく聞いてみると、風の強さと天候不順に不満をぶつける人が多く、明るく楽しい要素を生活環境になるべく取り入れたいという願望があるのだろうと、単純かつ勝手に判断してしまう。 100年の歴史を有するという動物シェルターの新施設がアムステルダムに昨秋完成したというので、訪ねてみることにした。ドイツとの国境の町ルールモントから国道2号線へ出て、アイントホーフェン、ユトレヒト経由で、移動は2時間ほどだ。 市の西郊外にあるこのシェルターは、運河に囲まれた面積1万m2弱の敷地に建つ。飼い主から見放されたホームレスの犬や猫を保護する施設で、オランダ一の規模を誇る。
この記事は有料会員限定です
日経クロステックからのお薦め
日経BP 総合研究所がお話を承ります。ESG/SDGs対応から調査、情報開示まで、お気軽にお問い合わせください。
ブランド強化、認知度向上、エンゲージメント強化、社内啓蒙、新規事業創出…。各種の戦略・施策立案をご支援します。詳細は下のリンクから。
「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。
日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。