「デジタルカメラで建築物を撮影したはいいが、建物の形がゆがんでいたり、空の色味が冴えなかったり……」。こうした“悩み”を抱える人向けに企画したのが、この連載「建築写真レタッチ講座」です。グラフィックス全般に詳しいコラムニストの神崎洋治さんが、画像修正ソフトを使って建築写真の見栄えをよくする術を、懇切ていねいに解説します。

 いつの時代も、カメラの腕を上げるのが王道に違いありません。ですが一方で、ITの進歩は留まるところを知りません。パソコンを使って写真を修正することは、商業写真の世界では、ごく当たり前に行われるようになりました。むしろ、よりよく見せるための積極的な行為としてとらえられています。

 顧客向けプレゼン資料やウェブサイトに掲載する写真を、自分の手で美しく仕上げたい――。そんな時に、この講座を参考にしていただければ幸いです。

■神崎 洋治(コウザキヨウジ)
 パソコン、インターネット、デジタルカメラに詳しいコラムニスト。1996年から約3年間、特派員として米国シリコンバレーに住み、パソコンとインターネット業界の最新情報を取材レポートしたことからライター業に浸る。日経BP社、アスキー、毎日コミュニケーションズの雑誌などで、ライターやコラムニストとして広く執筆中。デジタルカメラの画像活用総合ウェブサイト「飛鳥スタジオグラフィックス」のプロデュースと、一部のライティングや撮影を手がける。著作は「体系的に学び直すデジタルカメラのしくみ」(日経BPソフトプレス)、「体系的に学ぶ携帯電話のしくみ」(同)など多数。ウェブサイトでは「進め!インターネットマン」を連載中。

 日経BP社のウェブサイト「デジタルARENA」に、デジカメ関連の記事を豊富に掲載しています。使いこなしについては、デジカメチャンネルの「実線テクニック」に取りまとめていますので、こちらもぜひご覧ください。

デジタルARENAデジカメチャンネル実線テクニック

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