日経アーキテクチュア 2010年2月8日号 内容紹介

反射「光害」を防げ

2010/02/05

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省エネ住宅への助成強化や改正省エネ法の施行などの動きに伴い、環境配慮型の建物への関心は一段と高まっている。近年、日射や照明光を反射させる建材を使い、意匠だけでなく省エネ効果を目論む建物が目立ってきた。ただ、反射の利用は別の場所でのまぶしさや温度上昇などを招きかねない。反射のリスクを考慮した設計手法は確立しておらず、設計者が検討する際の手掛かりも少ない。本誌は、反射光がもたらした近年のトラブルなどを参考に、反射の利点と欠点を踏まえた設計手法を考えてみた。

解説
「反射光」に注目する理由
遮断と透過という異なる要求が問題を拡大

事例
天神グラスビルディング
輝き狙ったガラス壁面があだに

世田谷区立給田小学校
近隣への圧迫感を避けた配色で苦情

青森県立美術館
全面白い空間が一部の高齢者の不満に

視点
識者4人の提言

虎の巻
反射クレームの防止策
形状や建材といった項目ごとの勘所を知る

反射事件その後
判例 敗訴した建て主は外装を改修
基準 梅田スカイビルが市の規定を生む
記録 収れん火災の代表例として残る


インタビュー

編集長インタビュー
馬淵澄夫氏(国土交通副大臣)
建築基準法に代わる新法の議論を国会で始めたい

ニュース

建築確認日数「半減を目指す」
エコポイント争奪戦が始まる
2010年度予算案にみる成長市場
鉄筋不足で被害拡大したハイチ地震

プロジェクト

木材を多用したバンクーバー五輪施設
ドバイ・ブルジュハリファ展望記
上海万博日本館の建築工事が完了

クローズアップ

追手門学院大学
設計:三菱地所設計
“桜のダブルスキン”を名門の証に

トピックス

シリーズ・ストック再生の時代
構造体まで変える団地改修の現実度
URの団地再生を占う「ひばりが丘団地」の試行

連載講座

流れを変えた1枚のスケッチ
中山英之氏(中山英之建築設計事務所)
Sビル

機能と性能を心得る「窓の設計作法」 最終回
「維持管理」の視点でデザイン

建築巡礼 ポストモダン編12
織陣(設計:高松伸建築設計事務所)
役に立たない機械

プロダクツ

電気自動車向けの充電スタンドが続々
蓄電池と太陽光発電で共用部の照明を賄う


読者の声
視角
詰めが甘い内閣府の耐震補強調査
広告索引

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