編集長が語る最新号の見どころ

相次ぐガルバリウム鋼板の腐食、その原因を探る

2007年6月号

編集長が語る日経ホームビルダー6月号の見どころ

2007/05/18

 建物が完成してわずか数年で、ガルバリウム鋼板やステンレスが腐食する−−こんなショッキングな事実が明らかになりました。情報源は、ここでお伝えすることはできませんが、ある住宅会社の社長です。一昨年までは、そんなことは全く起きなかったのに、昨年の1年間に3件、立て続けにクレームが寄せられたというのです。

 そのうちの1件では、ガルバリウム鋼板製の雨樋に大きな穴が開いていました。この住宅は屋根も外壁もガルバリウム鋼板仕上げです。耐久性の高い素材だと信じ切っていた建て主からは、「樋だけでなく壁や屋根にも同じように穴が開くのではないのか」と詰め寄られ、社長は非常に困惑したそうです。

 本誌では、当の住宅会社だけでなく、樋のメーカーにも取材しました。メーカーは、同様の腐食が、ある一定の頻度で起きていることを把握していました。ガルバリウム鋼板だけでなく、ステンレスでも被害は起きているとのことでした。

 腐食発生のメカニズムは記事の中で詳しく説明してあります。また、その住宅会社がとった腐食防止策も併せて紹介しましたので、どうぞそちらをお読みください。

 6月号の特集は、自然素材の上手な使い方、特に左官仕上げを取り上げました。コテで仕上げた独特の風合いや、工業製品にはないオリジナリティーを住宅に求める建て主が急増しているようです。一方で、左官工事の標準仕様を定めたJASS15が、この6月に大改訂されることになっています。

 これまでは左官職人のノウハウだとして、住宅会社や設計事務所がかかわる機会の少なかった仕様の部分が、具体的に示されます。これからは設計図書の特記仕様書などで、細かな指定をすることが可能になるでしょう。特集記事では、こうした最新動向をお伝えするとともに、左官工事で気をつけるべきポイントをまとめました。

 このほか、「検証・住宅性能」では、炭の調湿効果が本当にあるのかどうか、確かめようとしました。ところが、検証はなかなか思い通りにいかず……。GENBA検証隊の悪戦苦闘ぶりは、どうぞ日経ホームビルダー6月号をお手にとってご確認ください。

 なお、お知らせですが、来月の日経ホームビルダー7月号は、創刊8周年記念ということで、大幅な誌面刷新を予定しています。新しい連載記事もたくさん始まりますし、表紙のデザインも一新します。どうぞお楽しみに。

真部 保良=日経ホームビルダー編集長日経ホームビルダー

読者のコメント (1 件)  ※[ログイン]すると全文表示、投稿・投票ができます
肝心なメカニズムがココで書かれていないのでまったく役に立たなかった
(2009/01/28 20:39)

 このコメントが 参考になった:1 参考にならなかった: 0
読者の評価
この記事を:
  (87%)
  (9%)
  (3%)
内容は:
  (54%)
  (21%)
  (24%)
コメントの投稿

ログインするとコメント投稿画面を表示します。非会員の方は、右記の「ご意見投稿フォーム」からコメントを投稿できます。 →ご意見投稿フォーム

ログイン 会員登録


<<コメントに関するご注意>>

  • 投稿されたコメントは査読のうえ公開します。コメント末尾の日時は投稿時点のものです。用字用語などは当社規定に沿って変更、明らかな間違いや不適切な表現は原文の意図を損なわない範囲で変更します。不適切と判断したコメントは公開しません。公開後の修正・削除もあります。個人情報の入力はご遠慮ください。
  • コメントは本サイトや当社媒体に転載する場合があります。その際、読者から寄せられたことを明示します。
  • 記事への質問は問い合わせフォームをご利用ください。コメント欄に投稿いただきましても回答できません。
  • 投稿の内容について当社は信頼性や適法性を保証しません。トラブルが発生しても責任を負えません。
はてなブックマーク お気に入りに追加 印刷 RSS 文字サイズを小さく 文字サイズを大きく

アクセスランキング(建築・住宅発)

総合トップ建築・住宅土木不動産建設ITNEXT-K会員登録・変更

日経アーキテクチュア日経ホームビルダー日経コンストラクション日経不動産マーケット情報雑誌・書籍・セミナー

ケンプラッツについて推奨環境広告掲載プレスリリース送付RSSについて問い合わせ