建築は、様々な知見と技術を持ち寄ってつくり上げる創造物です。個々の敷地や周辺環境、個々の発注者(利用者)の事情を踏まえる必要がある、いわゆる「一品生産」の製造物でもあります。といった個別性も関係し、知識や経験則の蓄積、継承が難しくなっている現実があるかと思います。
そうした点を踏まえ、日経アーキテクチュアでは微力ながら、建築設計者・技術者の方が建築界そして社会の重要な動きから孤立したり、取り残されてしまうことがないよう、吟味した情報を送り届ける雑誌づくりを目指してきました。
今後は、情報を共有・交換するための「コミュニティ」づくりをウェブサイトとの連携も強化しながら進めていきます。決して簡単なことではありませんが、建 築に対して人々が真に希求・期待しているクリエーティビティとクオリティを見極め、社会に貢献することができるよう、読者の方々と一緒に探っていきたいと考えています。
日経アーキテクチュア 編集長 真部 保良
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